マウスの背部皮膚を剃毛後、コントロール群(低たんぱく質食)と、低タンパク質+nEF摂取群の2群に分け、3週間後に毛髪表面のキューティクルの状態を走査型電子顕微鏡にて観察しました。
また、発毛スコア、毛髪の長さと太さを解析画像にて、発毛に関与する遺伝子発現量をリアルタイムPCRにて分析しました。
①キューティクルの状態
コントロール群では、低栄養状態により髪がダメージを受けた状態であるリフトアップが見られましたが、nEF摂取群では毛髪の表面が滑らかでした。
②発毛スコア・毛髪の長さ/太さ
コントロール群と比較し、発毛スコア・毛髪の長さ・太さが有意に増加しました。また、毛包の細胞増殖に関係する遺伝子であるKrt27の発現量が増加しました。
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ナノ型乳酸菌の摂取により、質の良い上部な毛髪の成長促進が期待できます。