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パロアッスル(各種試験)/h2>
アディポネクチンの増加
パロアッスルを2か月間摂取することにより、血中アディポネクチンの増加が確認されました。
成人男性25名
パロアッスルエキス末300mg利用
AMPKの活性化
AMPKは肝臓や筋肉、脂肪組織などの末梢組織や視床下部にてエネルギーセンサーとしての役割を担う酵素で、カロリー制限や運動などで細胞内のエネルギー源(ATP)の減少に応じて活性化し、代謝を調整します。
骨格筋でのAMPKの活性化は脂肪分解やエネルギー産生に加え、インスリンに依存しないで血糖を筋細胞へ取り込むことによるインスリン抵抗性の改善効果が期待できます。そのため、細胞内のエネルギー代謝効率が向上し、回復力が高まることで、速やかな疲労回復や老化抑制などのアンチエイジングサポートにつながると考えられます。
※運動療法も細胞内のAMPKを活性化させて、血液中の糖を臓器に取り込みやすくする原理を利用して用いられています。
「AMPK活性化用組成物」として特許取得(特許第6636396号)
パロアッスル(学名:Cyclolepis genistoides D. Don)の溶媒抽出物又はパロアッスルの乾燥粉末を有効成分とし、老化の抑止のために用いられることを特徴とするAMPK活性化用組成物として、2019年12月に特許取得しました。
千葉大学大学院薬学研究院との共同研究の結果、パロアッスルにより善玉脂肪細胞への分化に必要不可欠なタンパク質(PPARγ)に働きかけることで、アディポネクチン分泌や筋細胞での糖代謝を活発にすることが明らかとなりました。
骨格筋・基礎代謝向上
加齢に伴い筋肉量や基礎代謝量は減少しますが、パロアッスルの摂取により骨格筋及び基礎代謝量の増加が確認されています。
(成人男性5名 パロアッスルエキス末500mg利用)
さらに、上記ヒト試験で確認できている骨格筋の増加に関与するマウス筋芽細胞での評価において、パロアッスルが成長因子に働きかけることで筋肉細胞の分裂・集合化を促すことが確認されています。
抗肥満作用(UCP1)
脂肪細胞内のUCP1機能向上
脂肪組織には脂肪蓄積型の白色脂肪組織と、脂肪を燃焼し、熱に変換させるUCP1が存在する褐色脂肪組織に大別されますが、近年、白色脂肪組織中にもUCP1が検出されることがわかっています(ベージュ細胞化)。
UCP1の増加・活性化により体内で熱産生が起こるため、運動の代わりにエネルギー消費を促し、余分な内臓脂肪にはたらきかけて抗肥満作用につながることが期待されます。
パロアッスルの利用により、白色脂肪組織内での熱産生たんぱく質UCP1の増加とともに、褐色脂肪組織内においてもUCP1の活性化が確認できました。
(2015年8月 千葉大学大学院薬学研究院との共同出願による発明特許を申請)
・PPARγ の活性化 及び β3AR刺激
・アディポネクチンの増加 かつ、アディポカインの制御 ⇒2013.Nutrition Research(米国)掲載
パロアッスル抽出末の
糖化生成物阻害効果
パロアッスル抽出エキス末は3DG生成阻害作用、ペントシジン生成阻害作用、およびCML生成阻害作用を有することがわかりました。
さらに、3DG、CMLについてはアミノグアニジン(※)よりも高い阻害率を示します。
※アミノグアニジン:
代表的なAGEs生成阻害物質で、糖尿病合併症治療薬(日本では未承認)
ペントシジンはポジティブコントロール未設定のため測定値なし
(試験協力機関)
同志社大学大学院 生命医科学研究所
アンチエイジングリサーチセンター
抗メタボリックシンドローム
抗メタボリックシンドロームをサポートするトライアルデータ
(内臓脂肪CTスキャン画像)
※パロアッスルエキス末摂取2か月後 モニター平均:マイナス16cm2
(その他データ)
抗肥満効果、血中アディポネクチン増加、基礎代謝増加、骨格筋量の増加、中性脂肪、HDLコレステロールに関する試験結果など